仕事と介護の両立のために有給休暇をプレゼントしよう

もしも、有給休暇を他の社員にプレゼントできたら

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もしも、有給休暇を他の社員にプレゼントできたら


Geek2Nurse

 

 

年末は仕事が落ち着いてくるため、有給休暇を取得し、

 

長期間お休みを取得される会社員の方は多いです。

 

 

しかし、人材関連企業に勤務するAさんは、

 

上司や同僚が出社していない中、

 

たった一人で最後まで働いていました。

 

 

その理由を聞いてみると

 

「有給休暇をすべて取得していたから」でした。

 

 

Aさんはお父さんの看病のため、

 

約1ヶ月ほど会社を休んでいました。

 

 

長期間お休みを取得することから、

 

有給休暇だけでは足りず、介護休暇も利用。

 

 

しかし、介護休業期間中の賃金は「無給」です。

 

給料、そして、賞与も減ることに。

 

 

両親を看病・介護しながら、仕事を続けるのは大変なのに

 

お金の不安もあれば、とても厳しい状況です。

 

今もお父さんを看病しながら仕事を続けています。

 

 

総務省「平成24年就業構造基本調査」によれば、

 

仕事しながら介護をしている人は約240万人います。

 

そのうち離職した人は10.1万人にも上ります。

 

 

それでは、介護と仕事を両立できるように

 

社員ををサポートするためにはどうすればよいのでしょうか。

 

 

例えば、会社(社員)ができることとして、

 

「有給休暇のシェア」を提案します。

 

 

余っている有給休暇を、

 

他の社員にプレゼントできるようにします。

 

 

1年に1回会社より有給休暇を支給されますが、

 

すべて消化できる人は少ないもの。

 

 

厚生労働省の調査によれば、年休取得率は47・6%。

 

5割を満たしておりません。

 

 

民間企業や医療法人、社会福祉法人などで、2014年に従業員が与えられた年次有給休暇を取った割合は、47・6%だった。厚生労働省が15日発表した。政府は20年までに取得率70%をめざしているが、目標達成は遠い。(朝日新聞デジタル)

 

 

仮に20人いる部署で介護、看病を理由にお休みする人に

 

有給休暇を1日プレゼントできたらどうでしょう。

 

プレゼントされた人は「19日(約3週間)」休めます。

 

 

会社にとっては本来支給するべき給料を従業員に

 

支払うことになるため損することはありません。

 

むしろ、従業員が満足して働けるようにサポートできます。

 

 

なかなか制度を変えるのは難しいかもしれませんが、

 

誰もがぶつかる介護の問題。

 

他人事ではありません。

 

お互いに何ができるのか考えてみませんか。

 

 

 

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