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20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則 【感想】 「1日1回読み返す価値ありです」 「気分が落ち込んでいる時や悩んだ時、この法則を読んで自分と向き合っています」 「何故か泣きながら読んでしまいました」 関連:フェイスブックで10万いいね!伝説の「あかさたなはまやらわの法則」とは |
もしも、有給休暇を他の社員にプレゼントできたら
Geek2Nurse
年末は仕事が落ち着いてくるため、有給休暇を取得し、
長期間お休みを取得される会社員の方は多いです。
しかし、人材関連企業に勤務するAさんは、
上司や同僚が出社していない中、
たった一人で最後まで働いていました。
その理由を聞いてみると
「有給休暇をすべて取得していたから」でした。
Aさんはお父さんの看病のため、
約1ヶ月ほど会社を休んでいました。
長期間お休みを取得することから、
有給休暇だけでは足りず、介護休暇も利用。
しかし、介護休業期間中の賃金は「無給」です。
給料、そして、賞与も減ることに。
両親を看病・介護しながら、仕事を続けるのは大変なのに
お金の不安もあれば、とても厳しい状況です。
今もお父さんを看病しながら仕事を続けています。
総務省「平成24年就業構造基本調査」によれば、
仕事しながら介護をしている人は約240万人います。
そのうち離職した人は10.1万人にも上ります。
それでは、介護と仕事を両立できるように
社員ををサポートするためにはどうすればよいのでしょうか。
例えば、会社(社員)ができることとして、
「有給休暇のシェア」を提案します。
余っている有給休暇を、
他の社員にプレゼントできるようにします。
1年に1回会社より有給休暇を支給されますが、
すべて消化できる人は少ないもの。
厚生労働省の調査によれば、年休取得率は47・6%。
5割を満たしておりません。
民間企業や医療法人、社会福祉法人などで、2014年に従業員が与えられた年次有給休暇を取った割合は、47・6%だった。厚生労働省が15日発表した。政府は20年までに取得率70%をめざしているが、目標達成は遠い。(朝日新聞デジタル)
仮に20人いる部署で介護、看病を理由にお休みする人に
有給休暇を1日プレゼントできたらどうでしょう。
プレゼントされた人は「19日(約3週間)」休めます。
会社にとっては本来支給するべき給料を従業員に
支払うことになるため損することはありません。
むしろ、従業員が満足して働けるようにサポートできます。
なかなか制度を変えるのは難しいかもしれませんが、
誰もがぶつかる介護の問題。
他人事ではありません。
お互いに何ができるのか考えてみませんか。