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自己PR例文 地道な努力
【自己PR例文 地道な努力】
私は、物事に対して持続性があり、目標に対して労を惜しまず地道な努力が出来るという強みを持っています。なぜそう思ったかというと、大学生になり親元を離れて生活するようになってから3年間、毎日1日足りとも欠かすことなく家計簿をつけて、両親からの家賃と光熱費分の仕送りと奨学金をやりくりして、全て自費で自動車学校の免許取得費用(約30万円)を貯めたことからです。なので、コツコツと積み重ねていくことで、やがて大きな結果を達成することができる仕事環境で力を発揮できると思っています。(236文字)
【コメント】
「なぜそう思ったかというと」「なので」といった口語表現を避けましょう。
「コツコツと積み重ねていくことで、やがて大きな結果を達成することができる」という「気づき」は素晴らしいですが、エピソードからは伝わってきませんでした。親元を離れて生活している人や自分で生活費を稼いでいる人はたくさんいます。大学生活で自分の強みを発揮できた経験がないかどうか考えてみましょう。
自己PR例文 大学祭
【自己PR例文 大学祭】
苦手なことでも頑張れることが私の強みです。大学入学時から大きく変わったのは、人の前に出て引っ張っていけるようになったことです。そのきっかけは大学祭でのサークルの企画店長を務めたことです。50名以上のメンバーを率いることに対して不安もありましたが、一人一人に声をかけたり、あえて自分の必死な姿を見せたりすることで、全体の士気を高めていきました。結果として、例年の500人前後の2倍強、1100人の来客を3日間で達成することができました。目標の下に、困難な道でも乗り越えて成長し続けていく自信があります。(250文字)
【コメント】
「苦手なことを頑張るの」は当然のことです。仕事では苦手なことでも頑張らなければならないため、強みを再考しましょう。店長を務めていた時にどのような強みを発揮したのかを考えましょう。
結果は素晴らしいですが、人前に出るきっかけ・不安について詳しく書くよりも、実際に自分がどのようにまわりを引っ張っていたのかを詳しく書きましょう。
自己PR例 個別指導塾
【自己PR例 個別指導塾】
私は困難なことに誠心誠意を込めて行動できます。アルバイト先の個別指導塾で学習障害のある小学5年生の児童と出会い、2年間に及ぶ指導を行いました。普通の読み書きの授業ではなく、計算問題で粘土を数十個に分けて指導する独自の方法を考え、その子の好奇心を煽る工夫を凝らしながら粘り強く2年間指導に取り組みました。すると奇跡的に症状が徐々に回復し、最後は粘土を使わなくても自分で計算出来るようになったのです。このことから、「人のために愛情を持って地道に努力すれば必ず報われ花が咲く」という大切なことを学びました。(250字)
【コメント】
文字数が限られていなければ、キャッチコピーにも「困難なことに誠心誠意を込めて行動できます」とあるため、粘土以外で困難なエピソードを書くともっとよい自己PRになるでしょう。
「なったのです」というと他人任せなイメージがあるので、自分が実現したことを強調するために「なりました」のように表現しましょう。
「2年間」という文言を2回も書く必要はありません。
学んだこと(人のため〜)はエピソードと合致し、働く心構えができているような印象を受け、素晴らしいです。
自己PR例文 地道な努力
【自己PR例文 地道な努力<】
地道な努力こそ最大の武器です。短期留学時に、話せない理由は頭で英作文してから話そうとするからだと気付きました。先生に英文日記を添削してもらい一文一行を心がけて短く正確に作文する力をつけ、言いたい事を確実に伝える方法を養いました。この力を更に伸ばすため160ページの物語を3週間で読破し、ページ・各章ごとの内容を把握するよう努め、感想をスピーチする際はこのキーワードを手がかりに話す事でシンプルな文の組み立て方を身に着けました。結果、クラス一話せなかった私がディベート大会で優秀賞を勝ち取りました。(249字)
【コメント】
語学の勉強方法をアピールしても自己PRになりません。結果(英語が話せること)が全てです。それより学んだ英語をどう活かしていたのかを書いた方が自己PRとして魅力的です。例えば、ディベート大会のエピソードを書いてはどうでしょうか?その過程で英語の勉強方法についても触れると説得力が増すでしょう。
自己PR例文 ミュージカル
【自己PR例文 ミュージカル】
「挑戦・努力・完遂」が私を表す言葉です。例えば脇役としてですがミュージカルに初心者ながら挑戦したことがあります。本格的な経験者に負けないよう、少しでも暇があれば歌や踊りの練習のために自分の声を録音したり、鏡の前で動きのチェックをしたりし、先輩からのアドバイスも積極的に受けました。また基礎の立ち方・歩き方についても普段から意識しました。このような地道な努力を毎日続けた結果、3ヵ月後経験者と同じように500人の観客の前に立つことができ、失敗することなく公演をやり遂げることができました。(243文字)
【コメント】
構成や流れはとてもわかりやすい自己PRです。あとは自分なりの工夫、どれだけ努力してきたのかを誰にでもわかるように書いたほうが良いです。例えば、ダンサーなど、ミュージカルではなくても同じことをしている人はたくさんいるのではないでしょうか?1つだけでも良いので、自分にしかないエピソードを書きましょう。
自己PR例文 意志の強さ
【自己PR例文 意志の強さ】
私は自分が「こうだ!」と決めたことは、誰に何と言われようと貫き通す意志の強さがあります。熊本から実家のある大分までの120kmを自転車で帰省しました。友人からは「途中でへたばるのがオチだ」と猛反対されましたが、強行。4時間ほど自転車を漕いだ時にお尻が痛くなり、もうやめたいという気持ちになりました。しかし、自分で決めたことから逃げ出すのはプライドが許さない、最後まで頑張り抜きたいと思い、何度も休憩しながら、20時間かけて無事に大分に到着することができました。この時に得た達成感は忘れられません。(243字)
【コメント】
文章の流れができていて、とてもわかりやすい自己PRなのですが、エピソードをただ膨らませて表現した印象もあり「強み」がわかりませんでした。「1日で達成したこと」で「強み」を説明するのは厳しいかもしれません。「あなたの性格」のような設問であれば、今のままでも十分通用しますが、「自己PR」の回答としては物足りないです。
文章力があるように思いますので、自転車で帰省した以外のエピソードで自己PRを書いたほう良いでしょう。
自己PR例 コツコツと粘り強く取り組むこと
【自己PR例 コツコツと粘り強く取り組むこと】
私の強みはコツコツと粘り強く取り組むことです。
小学校2年生から大学3回生までバトントワリングを14年間続けてきました。小学校卒業と同時に辞める人が多く、中学生からはチームのリーダーとして後輩の面倒をみてきました。子供会のチームなので練習量が少なく、自主練習で補いました。大学1回生の時に初めて全国大会に出場することができ、あきらめずに努力し続ければ成果につながることを学びました。(190文字)
【コメント】
キャッチフレーズとエピソードが合っていないように感じました。「14年間続けたこと・他の人が辞めるなか頑張ること=コツコツと粘り強く取り組むこと」ではないように感じます。そのため、どのようにしてコツコツ頑張ってきたのか、どのように粘っていたのかを具体的にエピソードを書いたほうがよいでしょう。
実績(全国大会に出場すること)は素晴らしいと思いますので、それを達成するために「14年間」頑張ってきたことを、もう一度振り返ったほうが良いです。その際に「14年間1日も休まず続けてきたこと」「困難だったこと」を考えてみましょう。
自己PR例文 精神力
【自己PR例文 精神力】
自分に負けない精神力です。学部時は自信と成長を得るべく、懸命に勉強しました。その結果、3.0弱だったGPAを4.0弱まで上げ、学部3年から院へ飛び級する権利を得ました。1年早く院へ行けば知識が足りない分苦労があり、更に院を修了出来なければ高卒というリスクがあります。それらは大きな不安でしたが、学部時の成績向上から得た自信と、飛び級により更なる自信・成長が得られるという期待とで、飛び級を決意しました。このように、自分に負けず努力した経験から得た自信で、更に新たな挑戦に向かっていける精神力があります。(240文字)
【コメント】
入社してどのように強みが発揮されるのかイメージしづらく、わかりづらいことから、強みを再考されたほうがよいでしょう。
全体的にエピソードよりも考えばかり述べられており説得力に欠けます。また、GPAの点数が上がったことが、どれだけすごいのかわかりませんでした。
飛び級については1行程度でまとめられる話だと思いますので、どうして飛び級をしたかったのか、飛び級した後どのように勉強に取り組んできたのかを書いたほうがよいでしょう。
自己PR例文 授業
【自己PR例文 授業】
私は「日々努力」を心がけています。
例えば、長期休暇の後半から背中を切る手術をし、二ヶ月間入院をしていました。新学期の一ヶ月半遅れで復帰したものの、痛みの他走る・背中を曲げる等の行動が制限されました。しかし、勉強の遅れを取り戻すために平日二時間以上・休日三時間以上、遅れた分の勉強と予習復習をしました。無理のない計画を立てることで、確実に実行する事が出来ました。いくつかの出席重視の授業は、教授に直談判をし期末テストの比重を多くしてもらうようにしました。その結果、出席重視の授業以外は履修した全ての単位を取得する事が出来ました。 (240字)
【コメント】
強みについてですが、努力することは当たり前ですので、努力しているときにどのような自分の強みを活かしているのかを考えてみましょう。例えば、「教授に直談判をすること」から「行動力」が感じられます。
手術を受けて復帰するのは大変だと思うのですが、あえて自分の不安材料について書く必要はないように思います。それよりもどのようにして勉強に取り組んできたのか、もっと詳しく書いたほうがよいのではないでしょうか。
単位を取得するのも、予習復習するのも学生としては当たり前のことですので、もっと努力の過程(努力したエピソード)を書きましょう。例えば、無理のない計画を立てるためにどうしたのかを考えてみるとよいでしょう。
出席重視の授業は直談判して期末テストの比重を高くしたにもかかわらず、出席重視の授業の単位の取得ができなかったのはあまり評価できず、書かないほうがよいかもしれません。自分の行動に責任が持てない人だと思われてしまう可能性もあります。
もう一度、自分の強みを考え、それにふさわしいエピソードを再考しましょう。
10の例文からわかる!間違った新卒自己PRの書き方
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田口久人。慶応義塾大学卒。今までに2000人以上の学生を個別指導し 「いかにその人の魅力を引き出すのか」を追求し続け、NLPを活用した 独自の目標達成セミナー、就職セミナーなどを開催。充実したキャリアを築くための方法を伝え、多くの20代から圧倒的な信頼、支持を得る。著書に『受かる!自己分析シート』『受かる!面接力養成シート』』『内定の常識』『大学時代を後悔しないための52のリスト』『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわの法則」』など。
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