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自己PR例文 居酒屋アルバイト
【自己PR例文 居酒屋アルバイト】
私はコミュニケーション活性化の起爆剤です。2年間続けている居酒屋のアルバイトでは、お客様とのコミュニケーションを活性化するために、1接客につき1会話を心がけました。すると、自然とお客様のニーズを聞くことができ、それを生かしたサービスを提供できるようになりました。そして、お客様のニーズをお店全体で共有するために、従業員交換日記を始めることを店長に提案しました。お客様と店員だけでなく、従業員同士のコミュニケーションも活性化し、お店全体のサービス力が向上し、売り上げも右肩上がりになりました。(245文字)
【コメント】
キャッチコピーを意識しすぎしているせいか、活性化という文言が多いです。表現を工夫しましょう。
「1接客1会話」という心掛け、ニーズの共有の提案は素晴らしいです。あとは「それを生かしたサービスを提供できるようになりました」と書いてあるため、どのようなサービスをしてきたのかを書きましょう。もしも、文字数が足りなくなる場合、最後の結果の文章(お客様〜右肩上がりになりました)を簡潔にまとめましょう。どれだけアップしたのか数字で表現するのもよいです。
自己PR例文 居酒屋アルバイト
【自己PR例文 居酒屋アルバイト】
私はの猿のような人間です。嗅覚と素早さをもって獲物を獲得します。私がアルバイトをしていた居酒屋ではお勧め焼酎の注文獲得ランキングと言うものがありました。1位獲得のためどうすれば他の店員よりも早くお客様の所に行くことができるか、という事を常に考え試行錯誤をしてきました。そこで私がしたことはお客様の行動パターンをノートに書き込み、1つ1つ覚えてることです。お客様に呼ばれそうだなという心構えがあると、実際呼ばれた時に誰よりも早い1歩が出せるからです。その結果、今では6ヶ月連続1位を獲得し続けています。(250文字
<コメント>
「私は」は何度も書かないこと。下記のようにまとめることができます。
「私はの嗅覚と素早さをもって獲物を獲得する猿です。居酒屋のアルバイトでは、お勧め焼酎の注目獲得ランキング1位を獲得しました。そのために・・その結果、今では6ヶ月連続1位を獲得し続けています」
嗅覚の話についてエピソードで触れていません。キャッチフレーズについては再考しましょう。結果は素晴らしいのですが、そこに至るまでのプロセス(行動パターンを覚えること以外)について書くともっとよくなるでしょう。もしくは、行動パターンを覚えてお客様に貢献した事例を書くとよいです。1位を獲得し続けるには苦労していたのではないでしょうか。
自己PR例文 居酒屋アルバイト
【自己PR例文 居酒屋アルバイト】
私の強みは「課題を解決していく力」です。
アルバイト先の居酒屋で、宴会の予約件数が伸びないという問題がありました。そこで、コストかけずに予約件数を増やす方法はないかと考え、倉庫に放置された大量の宴会広告のチラシを活用する方法を思いつき、@駅で配布Aお会計の際に手渡すB1卓毎に置くC壁に貼るDポスト投函という5つの提案をし、他のスタッフにも協力を呼びかけ、実行しました。その結果、年間通して宴会の予約件数を前年の2倍強増やす事が出来ました。今後いかなる課題に直面しても、妥協せず解決していきます。
【コメント】
最初の文章(強み)がわかりづらいので「課題解決力」で十分です。
最後の文章は言い過ぎなのではないでしょうか。「いかなる課題」でも解決できそうかどうかがエピソードから伝わってきませんでした。もしも書くのであれば、もっと困難な課題を解決したことについて書きましょう。
「問題⇒結果」のように文章の構成はできているのですが、エピソードが少しありきたりです。放置されていたチラシを活用するのは素晴らしいのですが、それをどのようにして上手に告知したのか具体的に書くか、もしくは、予約件数を増加させた他の方法を書いたほうがよいです。今のままでは他店舗でもしていそうで、あなたらしさが伝わってきません。
コストかけずに⇒コストをかけずに
自己PR例文 レストラン
【自己PR例文 レストラン】
大切な気持ち「笑顔」と「気配り」私は、無愛想と言われていたレストランで接客のアルバイトをしました。客だった時、お水がなくなっても持ってこない。料理が遅れても棒読みの謝罪。私が変えてやる!と思い、水がなくなったらすぐに入れに行き、話しかけられたら仕事に支障のない程度に笑顔で話題にのり、料理が遅れそうなら事前に心から頭を下げるなど気を配りました。結果、心が通じて常連の方もでき、「とても居心地がいいよ」と笑顔も返してくれる様になりました。対話の重要性と自分の行動で相手を変えることが出来ると知りました。(250字)
【コメント】
「大切な気持ち「笑顔」と「気配り」という文章から始まっているので不自然です。
お店のイメージを変えるためにアルバイトをしたことは素晴らしいです。しかし、状況説明(無愛想〜棒読みの謝罪)は簡潔にまとめましょう。それよりも自分が変えるためにどうしてきたのかに文字数を割いた方がよいです。お店を変えようとしてどうしたきのか(具体例)が詳しく書かれていているのですが、接客のアルバイトをしている人ならしていそうなことばかりです。自分なりの工夫を書きましょう。
自己PR例文 居酒屋アルバイト
【自己PR例文 居酒屋アルバイト】
私はタイミングのいい人間です。居酒屋でアルバイトをする中で、どのようにすれば、もっとお客様に満足してもらえる接客ができるかを考えてきました。そこで思いついたものは、お客様がメニューを見ていれば、あえてその卓に灰皿交換や、小皿の交換に行き、そのついでにご注文を受けるというものです。そうすることで、お客様が大きな声を出すことなく、注文をすることができます。その結果お客様に、「君タイミングがいいね」と、喜んでもらえるようになりました。相手の状況に応じて、適切な行動ができるよう、これからも努力していきます。(249文字)
【コメント】
人間がアピールしているのはわかるため、コピーについては再考したほうが良いです。とても具体的に書かれていてよいのですが、仕事について記述しているだけで、あなた自身が伝わりづらくなっています。自分ならではの経験(相手の状況に応じて行動したこと)を書けると、もっとよくなるでしょう。
自己PR例 飲食店アルバイト
【自己PR例 飲食店アルバイト】
常に周囲に目配り、気配りができます。私は3年間飲食店でアルバイトをしています。主に厨房を担当していますが、お客様に満足してもらうためにいつもホールに目をやり、お客様の状況を見て、注文受けや食器下げなどを接客担当者に頼んでいます。また、手のあいている人には役割を指示し、仕事がスムーズに行える環境を心がけています。こういった声かけや指示をすることで仲間の意識も変わり、ひとりひとりが声をかけ合いお互いに気配りをするようになりました。広い視野をもち行動できるよう、これからも努力します。(241字)
【コメント】
文章の流れはわかりやすいのですが、よくある自己PRです。何か1つでもよいので、自分にしかないエピソードを書いたほうがよいでしょう。例えば、「数字で表せるような結果はないかどうか」「仕事の環境作りで自分なりに工夫してきたことは?」など考えましょう。
自己PR例文 居酒屋アルバイト
【自己PR例文 居酒屋アルバイト】
私の強みは「課題を解決していく力」です。
アルバイト先の居酒屋で、宴会の予約件数が伸びないという問題がありました。そこで、コストかけずに予約件数を増やす方法はないかと考え、倉庫に放置された大量の宴会広告のチラシを活用する方法を思いつき、@駅で配布Aお会計の際に手渡すB1卓毎に置くC壁に貼るDポスト投函という5つの提案をし、他のスタッフにも協力を呼びかけ、実行しました。その結果、年間通して宴会の予約件数を前年の2倍強増やす事が出来ました。今後いかなる課題に直面しても、妥協せず解決していきます。
【コメント】
最初の文章(強み)がわかりづらいので「課題解決力」で十分だと思います。
最後の文章は言い過ぎなのではないでしょうか。「いかなる課題」でも解決できそうかどうかがエピソードから伝わってきませんでした。もしも書くのであれば、もっと困難な課題を解決したことについて書きましょう。
「問題⇒結果」のように文章の構成はできているのですが、エピソードが少しありきたりだと思います。放置されていたチラシを活用するのは素晴らしいのですが、それをどのようにして上手に告知したのか具体的に書くか、もしくは、予約件数を増加させた他の方法を書いたほうがよいです。今のままでは他の店舗でもしていそうなことであなたらしさが伝わってきません。
コストかけずに⇒コストをかけずに
自己PR例文 飲食店アルバイト
【自己PR例文 飲食店アルバイト】
私は、向上心を持って行動します。オープニングスタッフとして入った飲食店では、「接客リーダー」に任命されました。周囲から頼りにされる力を身に付けるため、他店に出向きお客様目線で接客を学んだり、中国地方で1番忙しい店舗で修行をすることにより接客の質を高めました。また、食事会やボーリング大会を開くことでスタッフの親睦を深め、チームワークが発揮できる環境を心掛けました。オープン当日は、たくさんの方々に来ていただき、目標であった「クレーム0」で終えることができました。(233字)
【コメント】
最後に「オープン当日」のような表現があり、時系列がバラバラでわかりづらいです。時系列がわかるように書きましょう。
例)
〜任命されました。オープン前から接客の質を向上させるために〜してきました。
「食事会やボーリングの話」よりも一番忙しい店舗で何を学んだのか、お客様目線の接客とはどういう接客なのかをもっと詳しく書いたほうが説得力は増します。
なぜ、オープニングスタッフなのに「接客リーダー」に任されたのが不思議でした。何か任命されるだけの実績や強みがあるなら書いておいたほうがよいでしょう。
「クレーム0」という結果は素晴らしいのですが、さらに記録を更新されているともっと向上心が伝わるのではないでしょうか。
自己PR例文 居酒屋のホールアルバイト
【自己PR例文 居酒屋のホールアルバイト】
私は人の立場に立って行動できます。居酒屋のホールで3年間アルバイトをしており、いかにお客様に居心地のよい空間を作れるかを考えてきました。そこで思いついたものは、お客様がメニューを見ていれば、あえて灰皿や小皿の交換に行き、その際にご注文を聞いたり、お皿を下げに行くときは、水とお絞りを持っていき、渡す際にお皿を下げたりします。ただその作業を行うだけではなく、+1つの親切を加えることで、人とは違ったさりげない空間を作ってきました。その結果、お客様に「気が利くね」と、喜んでもらえるようになりました。(246文字)
【コメント】
文章の構成がしっかりとされており、とても読みやすい自己PRでした。
あとは「居心地のよい空間を作るために」どれだけ自分が努力をしてきたのかを書いたほうが、もっとよい自己PRになるでしょう。
現在、ご紹介されているエピソード(注文、お皿下げ)は居酒屋のアルバイトの自己PRでよく見かけます。そのため、あなたについてなかなか伝わってきません。自分らしさを伝えるために「+1つの親切」について、もう一度考えてみましょう。
自己PR例文 食堂アルバイト
【自己PR例文 食堂アルバイト】
強みは「自分から動く」ことです。
食堂でのアルバイトは、低学年の人は洗い場を担当するという習慣がありました。しかし、厨房全体を見て営業を進めていく先輩の仕事に憧れました。そこで、高学年まで待つのではなく、洗い場の仕事を早く終わらせ、先輩を手伝うことにしました。毎日意識して行動すると、洗い場担当でありながら厨房全体を見渡せ、今何をするのが必要かを考えるようになりました。その結果、希望の仕事を任せてもらえ、同期よりも早く時給をあげてもらえました。この経験から、自分から動くことの大切さを学びました。(248字)
【コメント】
突然、「強み」と言う文章が始まるような印象があり、自己PRは自分の強みについて書くものですので文言を削除しましょう。特に文字数が短い場合は必要のない文言を削除したほうが良いです。
「自分から動くこと」はとても大切なことですが、当たり前のことですので、自分自身(人柄)がもっと伝わる「強み」を再考したほうがよいでしょう。
「低学年」「高学年」というのが、どの年代を指すのかがわかりませんでした。
「毎日意識して行動すると」とありますが、何を意識されたのでしょうか。自分から動くことでしょうか。
早く仕事を終わらせて他の仕事を手伝い、全体を見渡すようになったことは素晴らしいと思いますので、そのあと、どのように仕事に活きたのかを具体的に書いたほうが説得力があるでしょう。そのためには前半部分の文章をまとめる必要があります。
自己PR例文 飲食店アルバイト
【自己PR例文 飲食店アルバイト】
私は、相手の立場に立って行動することができます。飲食店のアルバイトにおいて、既存の方法ではスタッフの連携に問題があると考え、伝票の置き方やスタッフへの声掛けといった、一つ一つの作業に思いやりを持って行動することを心掛けました。その際、どのように動いてほしいかをスタッフにヒアリングし、実行していく中で、周りのスタッフも模倣してくれるようになり、店のスタッフ同士の暗黙のマニュアルとなりました。そして、問題であったスタッフの連携も改善され、思いやりの大切さとチームワークの重要性を学ことができました。(249字)
【コメント】
説明不足(文章と文章のつながりが不自然)なところが多いです。
まず、何のために「スタッフの連携」を改善しようとしたのか背景を説明したほうが良いです。また、「思いやりの大切さ」と「チームワークの重要性」を学んだのかどうかがエピソードから伝わってきませんでした。
限られたスペースの中で学んだことを2つ伝えるのは難しく、「思いやり」か「チームワーク」か絞ったほうが良いかもしれません。
もしも、思いやりを伝えるのであれば、どのように思いやりを持って作業したのかを具体的に書きましょう。例えば、どのように伝票の置き方を工夫したのか、スタッフへの声掛けで心がけたこと、暗黙のマニュアルとして浸透するまでに努力してきたことを考えましょう。
自己PR例 居酒屋アルバイト
【自己PR例 居酒屋アルバイト】
私は「ハッと気配り・ササッと行動」が出来ます。
3年間働いた居酒屋は、日替わりが多く通常メニューにも写真がないため、どんな料理か分かりずらいものでした。そこで私はメニューの材料、作り方、味や料理の効果(ビタミンCが多く肌に良い等)まで細かく覚えました。迷っているお客様には進んで声をかけ、料理を想像できるよう説明したり、時にはお客様の体調に合わせたメニューをお勧めしました。するとお客様から「みっちゃんはいつでも美味しい料理が分かるね、今日のお勧めは?」と信頼して聞いて頂けるようになりました。(248字)
【コメント】
困難だったこと、具体的に行ったことが詳しく書かれいるため、わかりやすい自己PRです。また、キャッチフレーズは擬音語を使用していることからイメージやすいです。とはいえ、キャッチフレーズの印象と具体例が多少異なる印象を受けます。もっとスピード感のある対応したことについて書く、表現を工夫したほうがもっと良くなるでしょう。
最初の文章(3年間働いた居酒屋は〜どんな料理か分かりずらいものでした)が突然始まるような印象があるため、次の文章につなげるように表現を変えるとよいかもしれません。自己PRに関係ありませんが、メニューがメージしづらいのであれば、写真入りのメニューを自作したほうがお客様にとってよいのではないかと思いました。面接の時に聞かれるかもしれません。
自己PR例 居酒屋アルバイト
【自己PR例 居酒屋アルバイト】
効率良く行動することが強みです。アルバイトでの居酒屋では店員が少なく個人が多くの仕事を効率よくスピーディーにこなさなければなりません。私は主に焼き場、ホール、洗い場の仕事を一度にしなければならず、焼き鳥を焼いている時でも常に全体を見渡し焼きながらもできる仕事を見つけ、洗い場にたまっている皿を洗うか、ドリンクを作るかなど比較検討し焼き鳥を焦がさないように要領よく実行ています。これらのことは社会に出て仕事を同時に抱えてもテキパキ効率良く処理でき安心して仕事を任せられる社員になれる力になると思います。(250字)
【コメント】
具体的に書こうするのが伝わりますが、「自分について」よりも「アルバイトの業務について」説明しているような印象を受けました。居酒屋のアルバイトをしている人で、複数の仕事を抱えて仕事をしている人はたくさんいるのではないでしょうか。
また、今の自己PRでは最後の「これからのこと〜思います」は言えないため、言葉しなくても、担当者にそのように思わせるように自己PRを書きましょう。
そのためにはどれだけ仕事を効率的にしなければならない状況だったのか説明したり、自分にしかない工夫(自分で考えて行動したこと)を書きましょう。効率的に動くためには小さな工夫(改善)など、色々してきているはず。
状況説明の文章が長いため、文章をまとめて、具体例をもっと詳しく書くとよいです。
例)
居酒屋のアルバイトでは「10人分」働いていました。
自己PR例 居酒屋のアルバイト
【自己PR例 居酒屋のアルバイト】
私は目標達成のため、計画を立て実行することができます。
居酒屋でのアルバイトにおいて、「店舗の立て直し」を目標にしました。クレームが多かったため、サービス向上が必要と思い、次の二点に対し優先的に取り組みました。
@3フロアの店舗であり、店舗内の情報の一元化ができていない。→各フロアに責任者を置き、店舗責任者へ定期的に報告をさせる。
Aメンバー全員が団結できていない。→店舗の現状を説明し、共通の目標を立て、メンバー全員で意識を共有する。
結果、メンバーに一体感が生まれ、売上20%アップを達成しました。(248文字)
【コメント】
アルバイトで「店舗の立て直し」ができるのかどうか疑問に思いました。それぐらいできる力(責任のある地位にいるのであれば)、自分の役職など書いて、説明したほうがよいかもしれません。
「メンバー全員が団結できていないこと」「情報の一元化ができていないこと」がクレームの原因なのかわからず、問題提起の文章とエピソード(@、A)の文章が分離しているような印象を受けます。どのようなクレームがあったのかを具体的に書いて「サービス向上の必要性」を説明してから、エピソードを書いたほうがわかりやすいです。
「メンバーに一体感が生まれ、売上20%アップを達成しました」と結果を書いているのですが、自分で提起した問題に対する答えがありません。結果として書かなければならないのは「サービスが向上し、クレームが減り、売上がアップしたこと」なのではないでしょうか。
「計画を立てて実行したのか」がエピソードでわかりづらく、キャッチフレーズと具体例が少しずれているように感じます。
自己PR例 居酒屋のアルバイト
【自己PR例 居酒屋のアルバイト】
目標を立てて主体的に取り組むことができます。居酒屋のアルバイトである時、店の売上が3ヶ月連続で大幅に落ち込む問題に直面しました。原因を把握するため他店に行き自店との違いを調査し、問題点を発見して対策を提案しました。
@レベルの高い接客を心がけること。
A売上目標を設定し、アルバイト生のモチベーションをあげること。
Bチラシを配ること。
実行した結果、集客率は上がり、売上は約150万円アップしました。お客様からのお褒めの言葉がとても増え、店長からの信頼を得ることができました。(250字)
【コメント】
キャッチフレーズの「目標」がエピソードのなかで何に当たるのかわからず、エピソードと合っていない印象を受けます。また、主体的に取り組めるのかどうかも抽象的なエピソードが多いことからわかりませんでした。
主体的に取り組めることを書くのであれば、自ら行動した経験を詳しく書かないと伝わりづらいです。「レベルの高い接客」とはどのような接客なのか、モチベーションを自分がどのようにしてあげたのか、チラシをどれくらい配ったのかなど詳しく書きましょう。
箇条書きは自分の経験を把握し、それをキャッチフレーズのように書けるぐらいにならないとなかなか書けません。結果は素晴らしいため、それを導くための「自分の行動」を確認しましょう。
自己PR例 ダイニングバーアルバイト
【自己PR例 ダイニングバーアルバイト】
私は口先だけでなく率先して行動します。働いているダイニングバーでは、清掃意識が低くトイレやホールなどの掃除が行き届いていませんでした。そこで店舗ミーティングの時に、良い接客も大切だがお店の清潔感も大切だと指摘しました。しかし一向にスタッフの清掃意識に変化がなく、このままでは何も変わらないと思い自ら率先して掃除を行うようにしました。また営業前の朝礼の時には定期的に掃除をするようにスタッフに呼び掛けました。その結果スタッフ間に清掃意識が芽生え、今ではお店の清潔感に関するクレームは殆どなくなりました。(250字)
【コメント】
「口先だけでなく」というのはマイナスな印象(傲慢な印象)を与える可能性もあるため変えたほうがよいかもしれません。また、文章の流れも変えたほうが良いでしょう。「『お客様のクレームがあったこと』(問題)を誰よりも早く認識し、そのために行動をしてきた」という流れのほうがわかりやすいです。また、「クレームがなくなりました」という結果は後ろ向きなので前向きな結果を書きましょう。話の流れを変えれば「今とは異なる結果」を書くことができるはずです。
行動してきたこと(エピソード)については「なぜ掃除意識が低かったのか、それを自分がどう分析し、どのような対策をしてきたのか」といった内容が書けるとよいでしょう。
自己PR例 居酒屋
【自己PR例 居酒屋】
私には状況に対応していく柔軟性があります。
2年間働いていた居酒屋は、コミュニケーションを売りとするお店で、入ったばかりの頃、私はお客様との世代のギャップからうまく話すことができませんでした。どうすればお客様と楽しく話すことが出来るのかと考えたところ、対応の仕方を工夫しようと考えました。
@お客様の話を否定しない
A話に対するリアクションを大きくする
この2つを実行した結果、お客様に楽しんでいただくことができるようになり、常連のお客様も増え、売り上げアップに貢献しました。(234字)
【コメント】
キャッチフレーズに「状況に対応していく」「柔軟性」とあるのに、状況を説明しないとなかなか相手に強みが伝わりません。「コミュニケーションを売りとする」とはどのようなお店なのか、リアクションを大きくするとはどういうことなのか、世代のギャップとはどのようなことなのかなどエピソードをもっと具体的に書きましょう。
もしも、具体的に書けない理由が「夜のお店」であれば(自信を持って書けないのであれば)自己PRのエピソードから考え直した方がよいでしょう。
自己PR例 飲食店アルバイト
【自己PR例 飲食店アルバイト】
物事を判断し、自分なりに行動にうつします。
私は飲食店で3年間アルバイトをしています。お客様用トイレは点検をすることで清潔さを保っていましたが、従業員用トイレが汚いことに気づき、まず自分たち従業員が気持ちよく仕事を行える環境を作ろうと考え、従業員用のトイレと更衣室の掃除当番表を作りました。当番表を作成してからはみんなの意識が徐々に変わり、常に清潔さが保たれるようになりました。(188字)
【コメント】
キャッチコピーと具体例が合っていませんでした。「自分なり」という表現は控えたほうが良いでしょう。「自分なり」がわからないからこそ、自己PRを書いているはず。
3年間のアルバイトでエピソードが掃除だけではアピールとして弱いです。従業員の意識向上のために従業員用のトイレの掃除を提案したことは素晴らしいため、2行程度にまとめ、ほかにも意識向上に勤めたことがあれば書きましょう。結果として、「お客様のサービスの向上につながった」といった流れになるとよいです。
10の例文からわかる!間違った新卒自己PRの書き方
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【プロフィール】
田口久人。慶応義塾大学卒。今までに2000人以上の学生を個別指導し 「いかにその人の魅力を引き出すのか」を追求し続け、NLPを活用した 独自の目標達成セミナー、就職セミナーなどを開催。充実したキャリアを築くための方法を伝え、多くの20代から圧倒的な信頼、支持を得る。著書に『受かる!自己分析シート』『受かる!面接力養成シート』』『内定の常識』『大学時代を後悔しないための52のリスト』『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわの法則」』など。
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